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沖縄が長寿の理由は幾つかありますが、その理由の大半を占めるのは食生活の良さだと言えます。沖縄の人は昆布をはじめ、豚肉、豆緑黄色野菜(にがうり等)を実にたくさん食べます。沖縄料理はもともと塩分が少な目ですが、昆布をダシとしては勿論、そのまま食べたりしているので、塩分が昆布等の中の食物繊維に吸収されて排出されるため、高血圧や脳卒中等が予防されることになります。また、昆布には牛乳の約7倍のカルシウムが含まれているため、骨粗鬆症の予防にも大変重要なものなのです。(社団法人日本昆布協会) |
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昆布は豊富な栄養を持ちながら、極めて低カロリーで、胃の中で水分を吸収して膨らみ、満腹感も味わうことができ、そのうえビタミンやミネラルなどの栄養をたっぷりと取ることができるので、ダイエット食品としても適しています。 |
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昆布に多い食物繊維分にはアルギン酸が多く、これらは消化しにくい成分なので腸の働きを活発にして便通を良くし、大腸ガンなどの病気を予防するとりわけ腸内でナトリウムを吸着するという働きは、塩分を取りすぎの人でもナトリウムを便と一緒に体外へ排泄することができ、食塩が体内に取り込まれることを抑えているのです。これによって、高血圧を防ぎ、脳卒中の予防にも役立ちます。 |
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ヨードは甲状腺から分泌されるホルモンの主な原料となるので、カラダを作る細胞の新陳代謝をスムーズにし、皮膚に潤いや張りを与え、お肌を美しく保つことにも役立っています。また、酵素やタンパク質をつくるミネラル・ビタミン類、貧血を改善し顔色をよくする鉄分も多く含まれているなど、昆布は美容食品としても高く評価されています。 |
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育ち盛りの子供に欠かせないカルシウム、でも、大人だからといって少なくてもいい訳ではありません。カルシウムには精神を安定させる働きがあり、ストレス世代の私たちには不可欠な栄養素なのです。不足すると神経がうまく機能しなくなり、イライラしたり集中力を失ったりします。 |
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昆布には、現在の日本人に不足しがちなカルシウム・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。また、アルカリ性食品としてもトップクラス。肉や加工食品を多くとるようになり酸性に傾きがちな私たちの体は健康体である弱アルカリ性に保つ必要があります。自然の恵みをいっぱいに含んだ昆布はまさに「理想の健康食品」と言えます。 |